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自問自答

アロマセラピスト

私の仕事はアロマセラピストです。

仕事を始めてもうすぐ10年になります。

 

始めたキッカケは自分の夢とかではなかったけど、この仕事が今までで一番長く続けていて、自分に合っていると思えています。

 

もうすぐ同僚が辞めてしまいます。何人も送り出してきて感じることがありました。

 

 

今のお店は2店舗目で、初めてセラピストとして働き始めたお店は別のお店でした。

最初に働いたお店は、アロマテラピーを教わった学校の系列のお店でした。アロマテラピー職業訓練校で学んで、その大元の学校で更に学んで、学費を払いながらその系列店で働きました。

 

技術に自信がなかったので、未熟者の自分を雇ってもらえる事はただ感謝でした。

*アロマトリートメントは、主訴(お悩み)をお伺いし精油を選んで植物油に混ぜて希釈し、身体に伸ばしてトリートメント(手入れ)するのですが、慣れるまで難しい技術です。

 

最初は技術を磨く事で必死でした。修行だと思って、お金は二の次で経験を積みました。

 

経験が積まれてきて心に余裕が出てくると、自分の働く環境についていろいろ考えるようになり、そのお店を辞め、今のお店を見つけました。

 

今は、「私はアロマセラピストです。」と胸を張って言えますが、最初に勤めたお店は違いました。

途中アロマトリートメントについて少し説明を挟みましたが、「1.精油を2.主訴に合わせて選び3.植物油に希釈して」この3つをちゃんとさせてもらえませんでした。

 

精油はちゃんと「精油」を使っていましたが、業務用のマッサージオイル(化学合成油)に、予め希釈された数種類の香りから、お客様に好きな香りを選んで頂くものでした。

これはアロマテラピーとは言えません。

 

でも、本物のアロマテラピーは経費がかかります。精油も植物油も100%植物由来です。工場で生産されるものではありません。また天然なので、栽培にもコストがかかり、更にオーガニックなど品質にこだわると、更に経費はかかります。

 

でも、身体に使うもの。肌から浸透し、体内に吸収され、身体を良い方向に導くものです。品質を無視する訳にはいきません。

 

最初に勤めたお店は、技術には定評がある人気店でしたが、技術にしか目を向けない店舗に疑問を感じ、個人サロンの開業を夢見るようになり、実際個人サロンを経営されている方に受けに行くなどして情報収集などして、今のお店に出会い、今のお店で満足して働くことができています。

 

満足して働くことはできていますが、100%かと聞かれるとそうではありません。

本当のアロマテラピーを提供したければ経費がかかる事は避けれません。経費の削減が難しい中経営するには、人件費が削られます。

問題はお給料が少ないことです。

 

でも、お給料が少ない事については、私は納得しています。誠実にお仕事をすれば、信用信頼に繋がります。それがお客様に求められ続けることに繋がり、生活の安定に繋がります。それができれば今のところ私には十分なのです。

 

でも、同僚は低賃金のため辞めていきます。

セラピストを辞める人、違うお店を探す人。

 

お店によっては、高給が頂けるところもあるようです。きっと、化粧品など営業ノルマがあったり、高給をいただけるだけのサービスがあるのでしょう。私はそう考えます。

 

 

 

アロマセラピストって、どんなイメージなんでしょうか?

私の現実が、アロマセラピストの現実なのでしょうか?