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自問自答

向き合う

ホメオパシーを学んで2年が経過。

 

同僚が、原因不明の咳と痰に悩まされ、現代医学でお薬、漢方を試しても良くならないので、ホメオパシーを試して頂くことになりました。

 

ホメオパシーは全体を診る治療法なので、問診が大切です。特徴的な症状がキーになります。

 

咳がでて、痰が出る。

これはよくある症状なので、その症状だけで何千種類あるレメディの中から選び出すことは困難です。

 

いわゆる咳や痰という症状の他に、どんな咳なのか?コンコンと短い咳、ゼーゼー音がする咳。痰も、黄色く硬い、白く泡っぽい。などいろいろヒントにします。

 

また、彼女は「空気」に敏感で、こもった部屋で症状が悪化する、など様々なことをヒントにしながら、レメディを考えました。

 

処方してから、些細なことをキッカケに、やりたい事も手を止めないといけない程、一日中出ていた咳が減り、ひどい時もあるけれどマシな時間もある状態にまで改善しました。

 

「空気」をキッカケに出ていた咳は治り、同時にボーとして集中力がなかったような感じもなく、意識もはっきり、仕事のミスも減ってきました。

 

次は、食後や午前中に集中して出るようになりました。咳がでるキッカケは「空気」ではなくなり、何がキッカケになって出るのかわからなくなってきました。

 

 

治療を進めるのに、その人が何をどう感じているか?その全体が非常に重要です。

 

敏感で話し好きな人だと、細かいことなど全て話してくれるのですが、彼女はそういうタイプではありません。

 

症状について聞くと、それまで治っていた咳が始まり、「忘れよう!忘れよう!」と心を切り替えてしまい、症状と向き合わなくなります。

これが、その方の特徴なのですが…それをどう解釈しレメディに結びつければいいのか、未熟な私にはまだ難しい。

 

 

治りたくて、その症状から目を背けたくても背けられなくなる時は、治るタイミングが来ているので、簡単なキッカケで治ることができます。

 

でも、まだ背けていられるほどに、大きな苦しみでなければ、治ることを邪魔します。

 

彼女の場合一日中苦しかった症状は、仕事の邪魔にならない程度に改善し、ちょっとの間苦しいのを我慢すれば治ってしまうのですから…

 

 

治療も行き詰まりだな…

この時間は、今みて取れる症状から自分の未熟な部分に磨きをかける時間なのだな。

 

 

私自身も、自分の嫌な症状があるけど、まだ「嫌」というレベルで、見て見ぬ振りすることができるレベルの問題を抱えていました。

 

でも彼女の症状と向き合わない姿が、鏡のように私を苦しめました。

 

それでハッとしました。

やっと治るタイミングが来たんだなって。今度はちゃんと向き合えるかな。